ねぶろぐ~詩と競馬とたまにウツ~

土~月は競馬予想、レース回顧をUPします。その他の日は俺の日常、日々の想いを綴った詩をUPしていきます。詩、競馬、ちょっとウツな方の閲覧をお待ちしています。

「いたたまれない 山中選手の敗北」

 ボクシングの山中慎介選手がルイス・ネリ氏(メキシコ)との世界戦に敗れ、引退を表明した。具志堅用高さんの13度連続防衛に次ぐ、12度連続防衛記録を誇る名王者だった。
 ◇昨年の8月に続きネリ氏に敗れたわけだが、前回のネリ氏はドーピングで陽性反応。今回もバンタム級の規定体重を当初2・3㌔もオーバーして、試合前に王座を剥奪された。テレビ観戦していただけの私でさえ、試合前からいたたまれない気持ちになった。王座を剥奪されて「試合前から負けている」ような相手のために、その再戦のために、想像を絶する努力をしてきたであろう山中選手のことを思うと。
 ◇ルールの中で競うからスポーツであり、スポーツマンである。山中選手は名王者として記録にも記憶にも刻まれるだろうが、ネリ氏は前王者どころかスポーツマンとも呼びたくない。ボクシングの階級分けは何のためにあるのか。安全面や興行面など理由はいろいろあるかもしれないが、ルールを一度ならず二度までも守れなかった選手は、リングに上がる資格さえあやしい。
 ◇ともあれ、山中選手には、これまでたくさんの沸かせる試合を見せてくれてありがとう、と言いたい。

(2018年3月7日東奥日報夕刊掲載)

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「控えてほしい 雪道の自転車」

 先週、首都圏や北陸を中心にして、日本列島を記録的な大雪が襲った。自動車事故なども多発したようである。雪道に慣れていない上、夏タイヤで走ったのならば、事故となるのは必然といっても過言ではない。そして、四輪ではなく二輪であるなら、なおさらではないだろうか。
 ◇今週は本県も大寒波と大雪に見舞われた。毎年のことだが、冬に車を走らせていて、しばしば見かけるのが、雪道で自転車に乗る高齢者である。自転車に乗っている若者はまず見かけない。やむにやまれぬ事情があるのかもしれないが、危険極まりないので控えてほしいと、切実に願う。
 ◇自転車用の冬タイヤを履いているとも思われない。滑って転んで被害者となる恐れが高いだけではなく、歩行者を巻き込んでの加害者となる恐れも大いにあり得る。雪道でなくとも、自転車運転者の在り方が問われる昨今、周囲への影響をよくよく考えていただきたいと思う。何かがあってからでは、もう手遅れなのだから。

(2018年1月31日東奥日報夕刊掲載)

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「電子機器依存の利便性とリスク」

 昨年暮れ、所用で一年ぶりに上京した。今や駅の改札やきっぷ売り場においては、現金チャージ機でICカードやスマートフォンアプリに入金して、改札ではそのカードやスマホをかざしての電子決済が主流となっている。きっぷ売り場やきっぷによる改札もあるにはあるが、8対2くらいの割合できっぷ券売機を使った改札は少数派であった。私が大学生だった一昔前から、既に改札の係員は減っていたけれど、人だけではなく、紙のきっぷも不要となってきたようだ。都会の変化は実に目まぐるしい。
 ◇好むと好まざるとに関わらず、現金ではなく、電子商取引の動きは加速している。私自身もパソコンやスマートフォンを使って、さまざまなものやサービスを購入している。一方で懸念されるのは「リスク」である。何でもスマホ一つで片付く半面、スマホを紛失しようものなら一大事となってしまう。たとえ悪用されなくても、大事な情報を失ってしまうかもしれない。
 ◇高度情報化社会における利便性とリスクは紙一重のように思われる。そもそも、ここまでの利便性をわれわれは求めていたのだろうか。スマホを使っているのではなく、スマホに使われてはいないだろうか。
  (2018年1月22日東奥日報夕刊掲載)

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「エコ運転を徹底 燃費向上に挑む」

 毎日のように私は車を運転している。そして、常に競っている。スピードではないし、他の誰かとでもない。過去の自分が記録した燃費と競っている。
 ◇先月、某ロックバンドのコンサートに参加するため、弘前市から新潟市まで車で往復してきた。遠出の時こそ、好燃費を記録するチャンスである。結果は1リッター当たり20・7㌔(満タン法)で、これは自己最高タイ記録だった。あと0・1㌔でも良ければ、自己新記録だっただけに悔しかった。もちろんこの値は、私の車のカタログ燃費を大幅に上回っている。
 ◇必要とあれば、当然アクセルやブレーキを踏み込むけれど、不必要な加減速は避けている。エアコンの使用も必要最低限、タイヤの空気圧も毎月チェックしている。当たり前といえば当たり前だが、これも徹底すれば好燃費につながる。
 ◇エコ運転は地球環境のためにも望ましい(エコロジー)が、それよりも経済的(エコノミー)であることが私にとっては重要である。エコカーなのに、エコとはかけ離れた運転の車をたまに目にするが、少々、矛盾じみた思いを抱く。メーカーは必死の努力で低燃費を実現しているので、何だか残念に感じてしまうのである。
 
 (2017年11月10日東奥日報夕刊掲載分)

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「今の選挙方式に 二つの問題点」

 10月22日の衆院選が迫ってきた。主義主張や当落はさておき、「小選挙区比例代表併立制」という今の選挙方式を、かつての中選挙区制に戻せないものかと私は常々思っている。
 ◇今の方式は少なくとも二つの問題点がある。まず小選挙区における死票の数が多くなりがちなこと。仮に3人の候補に投票された10万票が4万票、3万票、3万票ならば、過半数の6万票が生かされない。また、小選挙区制は頻繁に選挙区の区割りを見直さなければ人口の流動性、ひいては1票の格差問題に対応しきれないのではないか。
 ◇次に、比例代表制での復活当選である。無所属ならばそもそも復活できないし、昨今の政党の離散集合を見るにつけ、政党の選挙互助会的な側面を感じずにはいられない。時折、比例当選した議員が所属政党を変えることもあるが、有権者にどのように説明するつもりなのだろう。
 ◇選挙制度について、報道などでもあまり触れられることがないように感じるが、はっきり言って現行の選挙制度は分かりにくい。そして「風」次第で極端な結果を生みやすく、それが望ましいとは思えない。議員の皆さんには、より民意を反映しやすい制度づくりを進めてほしいと思う。

 (2017年10月20日東奥日報夕刊掲載分)

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