ねぶろぐ~詩と競馬とたまにウツ~

土~月は競馬予想、レース回顧をUPします。その他の日は俺の日常、日々の想いを綴った詩をUPしていきます。詩、競馬、ちょっとウツな方の閲覧をお待ちしています。

『「忙」の文字と世情を考える』

 「忙しい」の「忙」の字は「心」を示すりっしんべんに、つくりは「亡」。つまりは「心を亡くす」と書く。確かに、忙しいと心を亡くすかもしれない。多忙を極めて自殺するような人が、統計上は減っているようだが、いなくなったわけではない。
 ◇ブラックバイトやサービス残業がまかり通る世の中では、心を亡くす人が増えるばかりだ。そもそも「ブラックバイト」は近年になって耳にするようになった言葉である。学生時代、私はいろいろなアルバイトをしてきたが、ブラックと呼べるような企業は思い出せない。
  ◇表意文字である漢字は文字そのものに意味がある。「忙」の字を使う単語に「忙殺」があるが、忙しさは人を殺しうると暗示しているようにも思える。また、 自らを亡くすとは限らない。心ない行為を他者に行なうこともあるだろう。その結果「忙しい人」はその周りの人をも忙しくしかねない。負の連鎖である。
 ◇「ゆとり教育」は数年前に見直されたけれども、学生ではなく大人にこそ「ゆとり教育」は必要なのかもしれない。そして「貧すれば鈍す」という言葉もあるけれど、何もカネに限った話ではなく、心にも当てはまるのではないだろうか。 

(2016年9月2日東奥日報夕刊掲載)
スポンサーサイト

テーマ:日記というか、雑記というか… - ジャンル:日記

ねぶの投稿マシンガン | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<『メビウス』 | HOME | 台風と染髪>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |