ねぶろぐ~詩と競馬とたまにウツ~

土~月は競馬予想、レース回顧をUPします。その他の日は俺の日常、日々の想いを綴った詩をUPしていきます。詩、競馬、ちょっとウツな方の閲覧をお待ちしています。

『175(イナゴ)』

『175(イナゴ)』

イナゴの群れが通った後に何も残らない

人々が大事に育てた作物も

可愛がっていた愛玩動物も

みんなみんな食い荒らされてしまう



食い荒らしたイナゴの群れは荒野を残して去っていく

あわれなイナゴの群れを憎んでも仕方がない

でも、残されたものは途方に暮れてしまう……



そんな群れの影には、イナゴを操るイナゴ使いがいるらしい

そしてイナゴ使いは用済みのイナゴを佃煮にして食べている

憎むべきはイナゴではなく、きっとイナゴ使いに違いない

イナゴ使いに矢を放ってみても、イナゴに遮られて届かない

頭を抱えてうずくまる僕の心にイナゴがかじりついて痛いよ



非力な僕に今、できることはイナゴの群れに語りかけるだけ

「その群れをほんの少しだけ疑ってほしい」と



2006年11月27日作
2017年4月2日ラジオNIKKEI『私の書いたポエム』放送分
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テーマ:詩・ことば - ジャンル:小説・文学

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