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ねぶろぐ~詩と競馬とたまにウツ~

土~月は競馬予想、レース回顧をUPします。その他の日は俺の日常、日々の想いを綴った詩をUPしていきます。

「旅の途中で見た被災地の現実」

  先日、愛車で東日本一周の旅をした。主目的は東京にあったのだが、もっとも印象に残ったのは、予定していた場所ではなく、なんとなく通過した国道6号(福島県浜通り)だった。
 「津波浸水区間」の標識が何度も何度も出てくるのも衝撃的だが、福島第一原発周辺で大きな衝撃を受けた。避難解除となった福島県浪江町の中を周ったが、人気がなかった。見かけたのは警官や駅員など、いなければならない人たちのみ。原発事故の影響で避難した住民の多くが戻ってこられないようだ。今年3月のデータでは浪江町の住民帰還率は3.3%(490人)でしかない。建物は残っているのに、いるべき人がいない。「空虚」。思わずそんな言葉が浮かんだ。
 「帰宅困難地域」では、四輪自動車以外は通行禁止である。その区間は側道や民家の前に、鋼鉄のバリケードが張られていた。普通の国道では気温や風速表示があるが、ここでは放射線量の表示がなされていた。遠目に福島第一原発も見たのだが、この周辺での被害は終わっていない。現在進行形なのだと痛感させられた。できるだけ多くの人に見て、感じてほしい場所と思った。行かなければ分からないことばかりである。

(2018年8月6日東奥日報夕刊掲載)
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