08年JCダート展望2008-12-04 Thu 22:31
過去8年のデータを見ていきます。人気は1人気が6連対、2人気は連対なし、3人気1連対、4人気2連対、5人気2連対、6人気1連対、7人気1連対、11人気2連対、13人気1連対となっています。1番人気馬は信頼が置けそうですが、2,3人気の成績はガタガタで、アドマイヤドンをたたき合いの末に下したアメリカのフリートストリートダンサーなど2ケタ人気の馬が3度も連対しています。やや波乱含みの傾向が表れています。1人気から穴馬へ流すといいのかもしれません。過去5年は特にそういう結果になっています。
性齢別で見ると、牡馬(セン馬含む)が16連対で牝馬の連対はありません。プリエミネンスやメイショウバトラーもダメでしたし、おそらくホクトベガやファストフレンド級に抜けていないと厳しそう。年齢別では3歳が3連対、4歳が2連対、5歳が8連対、6歳が3連対、7歳以上の連対はありません。5歳馬の連対が目立ちますが、3,4,6歳でもさほど問題なさそう。ただし7歳以上馬の連対なく不利なようです(3着は1度あります)。 血統では芝をこなせそうな種牡馬が父馬だと良いように見えます。実際、アドマイヤドン、イーグルカフェ、クロフネなど芝重賞で活躍していた馬の連対も多いので。ダートもスピード勝負ということでしょうか。ここ2年勝っているエルコンドルパサー産駒は注目ですし、シンボリクリスエス、ゴールドアリュール、アグネスデジタルらの昨年の新種牡馬も合致します。騎手では武豊が4勝と目立っています。現役日本人騎手でJCダートの勝利経験があるのは武豊と一昨年の後藤しかいません。しかし残念ながら武豊は骨折で不在。他では横山典が3度も、安藤勝が2度連対しています。 前走別で見ると、JBCクラシック組が7連対で最多です。以下、武蔵野S組が4連対、南部杯組が2連対、海外のレース組が2連対、銀蹄S(1600万下)が1連対です。他では白山大賞典組から2度の3着があります。ステップレースである武蔵野S組は掲示板に載っていたのみが本番でも馬券圏内に来ています……が、今年からJCダートは阪神開催ですし、1週後にずれていますし、これまでと関連が変わる可能性もあります。武蔵野S以外の重賞を使ってきた馬は、海外馬を含めて前走最低着順が6着です。これまでの傾向からは「大敗」からの巻き返しは難しいようです。重賞以外を使ってきた馬は、アロンダイトやジンクライシスのように、最近のレースで連続連対しているような馬に注意すれば良さそうです。 GIともなれば当然かもしれませんが、ほとんどの連対馬は重賞勝ち馬でした。ただし、一昨年のアロンダイトは重賞初挑戦で一気のGI制覇でした。一昨年3着、昨年2着のフィールドルージュもJCダート時点では重賞を勝っていませんでした。重賞未勝利だからと一概には消せない感じ。コース適性に関しては、今年から阪神開催なので過去のデータが参考になりません。ただ、たとえば阪神ダ(0-0-0-3)のように明らかに苦にするような馬では割り引いて考えたほうがいいかもしれません。 複勝圏に来た外国馬はいずれも米国馬でした。欧州馬はもう来ないかもしれません。地方馬も昨年のフリオーソをはじめ、トーホウエンペラー、ミツアキサイレンスなど大物が参戦していますが、馬券に絡めていません。中央の馬場に適性を見せているような馬じゃないと難しいかもしれません。 ◆チェックポイント◆ ・牝馬:メイショウバトラー ・7歳以上馬:メイショウバトラー、ブルーコンコルド ・地方馬:フリオーソ ・欧州馬:いない ・前走が武蔵野Sで5着以下:カネヒキリ ・前走がその他の重賞で7着以下:アドマイヤフジ、カジノドライヴ 残ったのは、ワンダースピード、フロストジャイアント、サンライズバッカス、メイショウトウコン、ヴァーミリアン、サクセスブロッケン、ティンカップチャリス、マストトラック、ワイルドワンダー、ボンネビルレコードの10頭。10頭も残っていますが、この中からさらに絞れそうです。 ボンネビルレコードは中央の砂では3着が1度あるだけで結果が出ていません。内田騎手でも大井の金盃(S2)を勝っていますが、近走は的場文騎手でしか好走していません。これは消せます。メイショウトウコンは坂のあるコースでパフォーマンスが落ちるような気がします。くわえて高齢ダート馬にありがちなように、地方で好走、中央で惨敗という傾向が出ています。スピード勝負に向かなくなっているような……?過去8年では2番人気馬が馬券に絡んだことがありませんので、サクセスブロッケンは消したいと思います。というかヴァーミリアンを軸にするとサクセスブロッケンはオッズ的に買えないです。普通に勝ち負けしそうですが(笑) 外国馬の取捨が難しいのですが、マストトラックはダートではなく、オールウェザーコースで実績を挙げているのがあまりよくないような気がします。今年のBCクラシックで、欧州の芝馬が1,2フィニッシュ、王者カーリンが4着、カジノドライヴが惨敗しているのを見ると、オールウェザートラックはスピードに傾斜しているのかな?という気がします。雨が降って時計の出る馬場になればという感じ。フロストジャイアントも、自身が欧州芝で実績あるというのが、JCダートには不向きな気がします。ただし、競馬学校での追いきりの動きはたいへん良いようで、不気味ではあります。この2頭と違って、GI勝ちはないですが9戦8勝とまったく底を見せておらず、早めに来日して、陣営の意気込みもうかがえるティンカップチャリスが一番面白そうです。レース映像も見たのですが、メイショウボーラーのような馬だと思いました。 ◎ヴァーミリアン ○サンライズバッカス ▲ワイルドワンダー △ティンカップチャリス 2年も国内のダートで負けていないヴァーミリアンの軸は不動と思います。消す理由がないです。2,3番手の2頭は中央の砂向きでしょう。層々たるメンバーですが、バッカスもGI馬ですし、ワイルドワンダーもGIで好走してきた馬です。ここでも2,3着なら十分これるように思います。前に行きたい馬が多いので、バッカスとワンダーには展開も向きそうです。ヴァーミリアンが前の馬を掃除したところで、バッカスとワンダーが突っ込んでくる。そんな展開を想定しています。前述のティンカップチャリスも抑えます。暴走しつつも最後まで抵抗しそう。 カネヒキリはブランクが長すぎますし、一叩きで一変はどうでしょう?ただ、前走も普通に追走できていましたし、この次にGIIIあたりに出てきたら、今回の着順に関わらずに買おうと思ってます。カジノドライヴはまったくわかりません。ただ、人気にもなりそうですし、帰国緒戦でGIというのはいかにもキツいように思います。あっさり勝ってもおどろきませんが、10着以下に大敗しても当然とも思います。この2頭はハイリスク・ローリターンでしょう。人気になりそうもない分、外国馬のマストとフロストを買ったほうがまだ面白そう。 馬券は◎からの馬連3頭流し、ワイド3頭流しを考えています。 |
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